腱鞘炎 治療法

腱鞘炎には細菌が原因の場合も・・・

腱鞘炎とは指や手の関節に痛みを感じる病気です。特に親指の付け根に感じることが多く、痛みのほかに「力が入らない」 「しびれる」などといった症状もあります。

腱鞘炎の最も多い原因は「酷使により無理な使いすぎ」ですが、捻挫やケガが引き金になることもあり、細菌による発症も たまにあります。近年ではパソコンのキーボードの打ちすぎなどが原因となることが多いようです。 また、この病気は一度発症しまうと慢性化するケースが多く注意が必要です。

異常緊張を緩和する必要がある

残念ながら、現在の医学においても確実に 有効な治療法は発見されておらず、病院で診察を受けても「なるべく動かさないようにして安静にしているように」と言われる 程度の診断が多いようです。

しかし、現実の問題としては「安静にしている」ことは簡単ではありません。そこで各自でできることを考えてみましょう。 まず、普段の動作を見つめなおすことをお勧めします。この病気は手首などの痛みですが、その痛みがほかの部位の部位が 理由で起きていることもあるからです。例えば痛みが手首であっても筋肉は腕や肘、肩などともつながっています。手首の痛みをかばうためにそれらのバランスが 崩れ、そのことによってさらに手首が痛くなる、という悪循環に陥ってしまうことがあります。

腱鞘炎はその周りの筋肉が異常緊張していることが原因であることが多いのでその異常緊張がほかの部位にも伝わって しまうのです。 治療法として湿布や痛み止めなどのありますが、これらは一時的なものでしかありません。やはり「安静にしていること」、 そして身体のバランスを整えることを考えましょう。